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 086 奴隷ごっこ。

ふと、目が覚めるとそこは見覚えのない場所。
窓もなく、出入り口は檻のような格子戸です。

海堂「……どこだ、ここ」

ここは乾家の地下に作られた乾の秘密の研究室。
実は乾、医者として上り詰めた後、科学者に転職。
薫たんに内緒で汁やマシーンの研究に
勤しんでいたのです。
海堂「…きっと夢だな。寝なおそう」

あまりのことに現実逃避したのか
変な木のベッド?で再び眠る薫たん。

薫たんがすやすや寝息をたて始めた頃
遠慮がちに格子戸が開きました。

乾「…海堂。寝てるのか。好都合だ」

乾は自分の開発した物を試してみたくて
海堂をこの部屋に連れ込んだのです。

人体実験…さすがマッドサイエンティスト。

乾「最後の仕上げだ」  

薫たんに飲ませる汁に変な物を入れます。

乾「これを飲んだ後、あのマシーンにかければ…フフフ」

…恐ろしい。

鍋の蓋を開けると……そこには。

乾「いい出来だ。腐りやすいから早く飲ませないとな」

薫たん、逃げてー!!!