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 003 可哀そうなレヴィたん。

スクに「誇り」を「自慢」されて ウザがるレヴィたん。

「…くそ。どうしてこんな奴をボスは…」

悔しいレヴィたん。
そんなある日。
みんなで朝ごはん食べてたら、
(私が)目を離した隙にボスが公衆の面前で
スクに襲い掛かってました。

「ゔおぉぉい!なにすんだぁ!」

おしっこ我慢してて機嫌の悪かったスクは
大変御立腹です。プンプンです。

「まだ食ってる途中なんだぞぉ!(あと、超トイレ行きてぇ)」

その剣幕にたじたじのボス。

そして、それを華麗にスルーして皿を片すベル。
王子は痴話喧嘩くらいじゃ動じません。
スクは怒ってどっか行ってしまったので
ボスはスクの温もり残る椅子で朝食。

それをじっと見つめるレヴィ。

「ああ…俺だったら、拒んだりしないのに…
おいたわしや…ボス」
「俺の忠誠の証、受け取ってくれ!ボス!」

マフィアらしく手にキスしようと詰め寄るレヴィに
ボスドン引き。

ちゅっ☆

「ぎゃぁぁ!!よせ!レヴィ!!」

「やめろっつってんだ!」

嫌さのあまり、鉄拳制裁のボス。

「…調子に乗るんじゃねぇ。とっととどっかいけ」

すっかり嫌われたレヴィ。

「うう…ボス。でも、俺の忠誠は変わらねぇ」
頑張れ!負けるな!レヴィ・ア・タン!